2008年09月15日

事実。。。

1年前くらい前に一度は愛読しようと思った【DAYS JAPAN】という雑誌

■フォトジャーナリズムを中心にした雑誌。
■「権力の監視」というジャーナリズム本来の役割を担う雑誌。
■ 世界の最高水準の「ドキュメンタリー写真」を掲載する雑誌。
■「人間の命と尊厳」「自然の環境」を守る雑誌。
■「差別、抑圧、飢餓、男性の女性に対する暴力」などに取り組む雑誌。


こういった内容を伝えるために発刊されています。


1年前に4ヶ月ほど購入して、世界の様々な衝撃な出来事に悲しくなって1度読むことを辞めました。

でも、やはり知っておくべき事実だし、知っておかないといけない事実だと思ったので今月からまた再開しようと思って購入しました。

事実。。。


今月号で特に衝撃を受けた記事は【結婚させられる少女たち】という特集でした。

ネパールの首都から少し離れた村。ガガチ。

この村では父の借金の清算の為13歳の子が45歳の男と結婚させられた。

他にも11歳の子が40歳の男に嫁ぐなど。

その影にはヒンドゥー教徒の結婚観に問題があるようだ。

ヒンドゥーの経典であるマヌ法典には「娘は8~10歳の間に結婚させるのが善意である。」と記されていて、法典では娘の結婚は【カニャ・ダナ】と言う言葉で表現されているらしい。
そして、【カニャ=処女】【ダナ=差し上げる】と言う意味であり聖なる処女を寄進することで徳を積むと説かれていると言う事実。

また8~10歳の間に縁談がまとまらずその責務を果たせない場合、親は地獄に落ちる事になるとも言われているらしい。

そういった状況で結婚させられる少女たちが居るという事。

そして、幼女期から過酷な労働や性交渉を拒めない事実。

またこの地域での医療レベルは極めて低く、出産前にケアできるのは立ったの28%であり、出産時に助産婦など専門技能者が立ち会う率はわずか15%だという。



同じ人類であるにも拘らず、世界にはこういった現状が数々ある。

だからと言ってどうしてあげることも出来ない。

残酷さゆえに気分の悪くなる記事がたくさんある。

でも、こういった事実を知っていくこと。

そしてそういう現実をしっかりと見つめなければならないと感じてなりません。。。
 


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この記事へのコメント
はじめまして。

世界で起こっている事実は時に酷く、目を背けたく、出来るなら知らないで過ごしたくなります・・・
でも、知って、考えなくちゃいけないですよね。
Posted by ユキコ@リ・セット at 2008年09月15日 23:06
★ ユキコ@リ・セット 様 ★

はじめまして。

コメントありがとうございます。


そうなんです。

私もこのような雑誌を見て心が病むことがあります。

でもこのような事実から目を背けてはいけないのだろうと感じるのです。

だからと言って自分に何が出来るわけではないですがこのような国もあると言うこと、そして今時分が置かれてる立場に感謝しながら生きていかないといけないなぁと思ってしまうのです。

この【DAYS JAPAN】と言う雑誌はどこにでも売ってないのですがもし本屋さんで見かけたら立ち読みしてみてください^^

私もこれからは定期購読をして行こうと思ってます。
Posted by Lupinus at 2008年09月16日 00:27
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    コメント(2)